春先のにわか雨
トミーウォーカーが運営するPBW『エンドブレイカー!』での活動記録です。
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2013
07,02
色のこと
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髪と目の色のことを少し言われたので。
フォシーユの変なはねぐせついた頭はいわゆるブロンド。亜麻色の髪。まつ毛その他も同じ色。
黒目がちな目の色はティユール、西洋菩提樹の緑。少しくすんだ、明るく穏やかな黄緑色です。カラーガイドのDicF265の説明には花と苞の色とある。まとめてそんな感じといわれればそうかも。
西洋菩提樹からは蜂蜜が採れ、また鎮静作用のあるハーブとして昔から親しまれてきた。その象徴するところは「自由」。
エティエンヌ自慢の髪はシナモン色。母や姉たちは茶色のバリエーションでちょっとずつ違っていて、彼は一番明るい色です。金髪コンプレックス持ちの一族としては、明るい髪色が好ましいらしいぞ。
目の色は同じ緑でも青みの強いエメラルドグリーン。深い森のような海のような。色名より、宝石エメラルドの色。
エメラルドは悪魔の王が被っていた王冠に嵌っていた石だとか……
フォシーユの外見は育った場所で悪い方向に目立ったので、当人はあまりいい風には思っていません。世の中にはいろいろな人がいると知ってから、気に病むのは少なくなりましたが、根深いものが残っています。
髪を暗く染めたイラストを頼もうとしたこともあったけど、それ以上なんのネタにもならないので妄想で終わらせた。
リアルに当てはめた場合、スウェーデン出身なかんじ。
育ちは南仏。
(以下やっつけネタ)
突然眼前にあらわれたその光景に、男はしばらく呼吸すら忘れた。
地底の空間は、見える範囲だけでも相当に広かった。地面の下であるはずなのに、薄月夜ほどに明るい。案外地表に近いのだろう。頭上を構成する岩石の隙間から、昼間の光が差し込んでいる。
空洞の底全体は水で覆われていて、冷たい感触がひたと足首を浸す。水深は奥にいくにしたがって深くなっているようだ。生命のいない、透き通った水。天井から幾筋もの帯のように降り注ぐ光が、水の色をこの上なく清浄な青に照らし出している。
壁や床のところどころからは、鍾乳石に混じって透明な結晶柱が生えていた。1本の柱のようなもの、ひとつの根から放射状に生じたもの、壁の一面を覆い尽くすほど密集したものもある。何の鉱物かはわからないが、さまざまな大きさに育ったそれらは、ほのかな光を受けて皆一様に虹色を呈し、薄闇の中で幻想的に輝いている。
鍾乳石から絶え間なくしたたる滴が水面にゆらめく光の輪を生み、そのたびにほんのわずか聞こえる水音は、岩盤と結晶柱のあいだで少しずつ増幅され、反響して耳を心地よくくすぐる。余韻が奏でる調べは既知の器楽に例えることができず、天上の音楽とはこのようなものなのかとすら感じた。
無骨な頬に受けた天の甘露、もとい水滴で我を取り戻した男は、ざばざばと音をたてて立ち上がり、あたりを見回した。
冷涼な空気は濡れた身体から熱を奪うが、特別寒くは感じない。身体の節々は多少痛むものの、問題なく手足は動く。それよりも、と男は冷静さを取り戻すために、無理矢理唾を飲み込んだ。こんな場所が、馴染み深い洞窟の底にあったとは。
水面の光の輪が反射して、薄明るい天井にゆらゆらと踊る。どんなに精巧に描かれた絵画も、贅を凝らした宝飾品も、緻密に計算された建築物も、自然の織りなす表現力には到底かなうまいと男は思った。それほどまでに、神秘的な光をたたえた地底湖は美しかった。心を洗い流す恍惚に包まれて、目には自然と涙が浮かぶ。世俗の一切を忘れさせ、真なる唯一へと導かんとする美……しかし陶酔の時間は、洞に響き渡る場違いな女の嬌声であっけなく終わった。
「男よ!」
「男ね!」
「男だわ!」
湖の奥から青く光る水をかき分けて現れたのは、裸体を晒したなまめかしい女たち。その下半身に足はなく、うろこに覆われた蛇の胴体が、水の色と良く似た青にぬらぬらと怪しく光っていた……。
勤めている屋敷の慣例で年に1回、1週間の休暇をもらったフォシーユは、アクスヘイムは八卦封、艮層にある蒼青湖のほとりを訪ねていた。
今やペンドラゴン邸こそが帰る家である彼は、休暇をもらっても行く場所がないと、空しいが確固たる事実を上司の家令に正直に話した。すると、富裕層の別荘地で有名な件の地にあるペンションを、格安で紹介しましょうという提案をされた。
曰く、彼の地は涼を求めて都市部を脱出した金持ちの集う自然豊かな場所で、どこぞのご令息ご令嬢が昼間はテニス、ゴルフ、乗馬、夜は温泉にパーティなど、さまざまな娯楽を楽しむための設備が充実している。また避暑客に饗される高原野菜の産地でもあり、なかなか流通に乗る機会のないそれらを現地で味わういい機会であるとも。そしてなにより素晴らしいのは天の色を映し込む鏡のような湖。今も湖底で氷結鉱を産するその周囲には、湖上を一望できる飲食店が建ち並ぶ。急かされることのない時間をゆったりと感じ、変わりゆく景色を眺めながらの喫茶は格別である、等々、丁寧に教えてくれた。
どの部分が少年の琴線に触れたのかは分からないが、ともかく、あまり外出には積極的でないフォシーユは納得し、そして艮層での休暇は始まった。そして早々、ペンションの持ち主の目に前述のエンディングを見てしまい、協力者を募ろうと早々にとんぼ返りしてきたというわけだ。
「……地底湖の奥は、どこか別の入り口につながっているみたい。ピュアリィは、そこから入ってきたみたいだ。そちらの入り口の場所は、わからなかった」
使用人用のラウンジのテーブルに広げた紙に簡単な図を書き込みながら、料理人服姿に戻ったフォシーユは説明した。穴から点線で結ばれた、地底湖を表すらしいいびつな円の端に、ひょろりと矢印を足し、その先にハテナマークを記す。
元は鉱山労働者の集落だったという、男が生計を立てるペンション村は、裏手にある山の中腹に小さな洞窟があった。少し奥まで細道が続き、その先は広場状になっている。日の当たらない内部は年間通してほぼ一定の気温と湿度を保っていて、村人は昔から共同で食品の保管庫として使っていたという。
今年、遅い春を迎えた村は、シーズン前に古くなってきた保管棚を作り直そうと、村人総出で掃除をした。木製の棚を解体すると、その真下に穴が開いているのが見つかった。先人は蓋をし、その上に棚を置いて転落しないようにしていたようだ。大人ひとりがちょうど入れそうなその穴は、どのくらい深いのかは分からない。
新しい棚の設置は初夏に不幸が続いたことで、予定を大きく狂わせていた。村人には焦りがあったのかもしれない。男はひとりでせっせと洞窟内に部品を運び込む途中、穴を覆っていた板を踏み抜き、そのまま落ちてしまうのだ。
「穴は、下からは登れない。だから、人が落ちないようにすれば、それで済むんだけど」
図面に足される村と洞窟の入り口、食料保管庫、そして黒く塗りつぶしたのは問題の穴。ペンを置き、少し考え込むそぶりで、少年は首をかしげた。例えば積極的に棚作りを手伝い、床の穴を塞いでしまうとか。余所者の唐突な申し出に困惑されてしまうかもしれないが、エンドブレイカーであることが不利には働くまい。シーズンが始まってしまった以上、早急に棚を直したいのはあちらも同じ。互いの利が一致した、見事な計画だ。しかしその程度の行動ならば、彼ひとりでも十分にできるはず。淡い微笑を涼やかな面立ちに刷いて、フォシーユは顔を上げた。
ね、息をするのも忘れるくらい、美しいというその湖、見てみたくない?
地底湖にたどりついた男がほぼ無傷だったことから、頭や腰に気をつければ、穴に飛び込むのはそんなに危なくないのだろう、たぶん。普段なら終焉を見るたびに顔色を悪くしているというのに、常にない楽観的な意見を口にするほど、フォシーユは上機嫌だった。一度出口を見つければ、穴から落ちなくてもいいしね、などと、悠長につぶやいている。
彼としては己の信念に従って、哀れな被害者に善意の救い手をさしのべているつもりなのだ。しかし、普段は伏せがちな黄緑色の目には夢見るような霞がかかっていて、明らかに好奇心が勝っているのは間違いなかった。
・富士山開山に合わせた水着回。
・ウォータースライダー部分は水着が脱げたり破れたりその他ハプニング用。夏だしはっちゃけたいよ! おっぱい依頼行きたいよ!
・フォシーユは自分に都合の悪いところは積極的に忘れてしまうので、ピュアリィについての説明が皆無なのは仕様。彼女ら(男に飢えたラミアのおねえさん。外見ボリュームはお好みで)は追い出してもいいし、仲良く遊ぶのもよし。
・都市国家内に鉱山や鍾乳洞が存在する理屈を考えるのはやめた。ルールブックにその存在が記述されてるからあるんだ。
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