春先のにわか雨
トミーウォーカーが運営するPBW『エンドブレイカー!』での活動記録です。
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2013
01,18
無題
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実身長はいくつなのか、という質問をいただきました。ステータス画面の文章は内容に困って常に改変しているので、気付いていただけると嬉しいです。ありがとうございます。
厚底と、帽子の高さを差し引いて……ヒンソーな肉体なので、実数値よりさらにこじんまりと見えるでしょう。それをごまかすための布重装備です。
※以下ネタ※
アクエリオの地底湖に沈んでいた遺跡群の中に、挑んだ者は誰も帰ってこないという噂の入り口があった。いつごろから広がった話なのかはわからない。真偽のほどはともかく、遺跡探検を生業とする冒険家たちが聞けば黙っている訳はなかった。待ち受けるのは高度な罠か、芸術的な迷宮か、はたまた無慈悲なゴーレムか。それらが守る宝とはいかほどの価値あるものなのか。時には真剣に、時には肝試し程度の軽い意識で、我こそはと挑む者は後をたたず……そして誰も戻ってはこなかった。
大規模に編成されたパーティの中で唯一、途中で命からがら引き返してきたという者が、毛布の中で震えながら語った言葉がこうである。
「あんなん誰も勝てっこねえ……」
彼はその後冒険を止めて引きこもったとか、廃人になったとか、衰弱死したとか無責任な噂が飛び交ったが子細は不明。いつしか『帰らずの口』と呼ばれるようになったその入り口からは、依然として宝を手にして戻ってきた者はいないのだという。
幼い頃、旅芸人が歌った冒険譚に憧れ、物心ついた頃には情熱に身をまかせ、荷物ひとつで故郷を飛び出した。あれから何十年も経ち、男は数多くの遺跡探索に参加し、帰還し、冒険家としてそこそこの名声を得ていた。常に危険と隣り合わせの探検の中で生き残れたのは運によるところもあったが、入念な準備と下調べ、培った経験からくる冷静な観察眼と判断力で難関を踏破してきた。最初に出会った指導者がそのような価値観の持ち主で、彼もまたそれに共感し、倣った。若手からは堅実な姿勢を臆病と揶揄されることはあったが、同業者の間でその手腕は高く評価され、好事家たちはこぞって彼に遺跡探検隊の指揮を願い、行政からは調査依頼のリーダーに指名されるほどになった。
それも過去の話。男も老いた。頑強に鍛えられた肉体ではあったが、寄る年波には勝てない。引き際を知った男は私財を投じて冒険家互助会を立ち上げ、余生を後続の育成に捧げようと考えた。若い頃には実りかけた愛もあったが、危険に伴侶は不要と想いは枯らした。故郷にもあれきり戻っていない。代わりに、同じ冒険の道を歩もうとする多くの仲間たちがいる。彼らが自分の知恵と知識を継ぎ、行動力の糧とし、いつか誰も見ぬ秘境を探し当ててくれるのなら、何も後悔することなどない。
しかし。
情報に通じている男は当然『帰らずの口』のことは知っていた。冒険とは死にに行くのではない。命を顧みない勇敢さはあるが、見えている危険を避けるのもまた知恵である。男を生かしたのも、こういった無謀とは違う勇気の使い方かもしれなかった。だが引退すると決めてから、話に聞く『帰らずの口』に挑んでみたいという欲がふつふつと湧いてくる。一度思い浮かんでしまうと脳裏から離れない。呼んでいる、とすら思った。それは昔、冒険譚に目を輝かせていた少年の頃の情熱。危険と隣り合わせの中で自身を突き動かし続けた、求めてやまない未知への憧憬。名声や財宝目当てですらない、純粋な、行く先の見えない高みへの探求心――
でも、と酒場のテーブルで語る淡い金髪の少年は目を伏せ、市場へ買い出しに出た老人とすれ違った際に見得た光景を、端的に告げた。
「その方は、死ぬ」
見えてしまった「エンディング」は痛ましいもの。冒険家の老人は最後の酔狂と希望者を募り、気心の知れた、腕に自信のある戦友たちと共に『帰らずの口』に挑む。遺跡は長大だったが、すでに人が探索した後であり、彼らにとっては冗長なだけであった。だから油断があったのかもしれない。最深部で待ち構えているゴーレムに、一行は奮闘空しく全滅させられてしまう。自己責任といえばそれまでだが、知ってしまったからには放ってはおけまい。
人の死に様を見てしまって落ち着かないのか、フォシーユはいつも持ち歩いている金の祈り具を長い袖の影でしゃらりと鳴らした。
「ご老人の情熱は叶えてあげたいけれど、こんな結末と分かっているのなら、変える努力をしても、いいよね」
老人は助けたいが、フォシーユ自身は望んで危険を求めるような性質ではない。生粋の冒険家の情熱を理解するのは難しいようで、そのせいか話す姿はどことなく諦めている風にすら見えた。しかし、彼も生まれながらのエンドブレイカー。すでに腹はくくっている。
誰も席を立たないのを確かめると、少年は手をつけずにいたグラスの水をひと口含み、飲み下してから状況を話し始めた。
老人の募る探検隊は彼の人脈の中から編成されるので志願する手段はない。だが出発するのはまだ先のこと。先んじて遺跡を踏破してしまえば、意気を挫かれて諦めるだろう。行き違いで話が伝わらなくても、ゴーレムを討伐しておけば終焉は回避される。
もしかしたら持て余した情熱で他の遺跡を探しにいってしまうかもしれないが、その時はまた別の未来が見えるはず。
「少しだけ、遺跡の内部も見えたよ。全体的にオレンジ色っぽかった。あと、歌が流れたり、食べ物の臭いがする罠があるみたい。効果は、よくわからない」
何でも、むくつけき男どもが唐突に足を止め、じっと涙を流す姿が見えたという。フォシーユは本気で意味が分からず、あごに拳を当て、不思議そうに首を傾げた。ああ、と手を打ち、そのあと予定外の食事休憩になってたよ、と付け加える。聞く側も唐突な展開に何故、と零した言葉にも、彼は肩を竦めるしかできない。心理的な効果のある罠なのか、単に歌唱と料理に興味を示す少年がその部分の印象を誇張して話している可能性もある。
「道中は長いけど、すでに探索されているから、すごく危険ということはないと思う。もちろん、別の脅威が増えているかもだし、油断はできないけどね。それに、問題は」
最終関門のゴーレム。ベテランの冒険者たちも当然戦闘の腕は立つ。コンビネーションもばっちりだ。そんな剛の者たちが挑み続け、敗北し続けている。『帰らず』たらしめているのはひとえにそのゴーレムの強さなのだろう。だが事前に知っておけば有効な作戦も立てられる。終焉を叩き潰す、エンドブレイカーならではの戦い方。これからもたらされるだろう難敵の情報に、テーブルの一同は固唾を飲んだ。その真剣な眼差しに苦笑して、少年はからりと言う。
「ゴーレムね、最奥の広間に入った人数分出てくる仕掛けみたいなんだけど、全然強くなさそうなんだ。だいたいは女の人の姿をしてる」
いやそれは分かり易すぎる罠でしょ、とすかさず誰かが嘆息した。攻撃を躊躇わせる美女や幼女や裸婦の姿をしたゴーレムなど誰だって考えつく。そんな単純な罠に歴戦の冒険家が油断するとは思えない。するとフォシーユは軽く眉を上げ、皮肉と嫌悪が混じったような、つねにない冷たい薄笑いを浮かべた。
しゃらりと、黄緑色のビーズが袖の内で鳴る。別段興味ないものを語るような調子で、彼は最後にこう付け加えた。
「『かぁちゃん』だって。ゴーレムと遭遇して、誰かが言ってた」
***
・J( 'ー`)し
・記憶の中の、自分を一番情をもって叱ってくれる相手が出てくる。記憶なので同行者のだれかだったり、美化されてたり、事実と異なってもOK。全員分出現し(例)フライパンやら竹箒やら布団たたきやら鞭やらで攻撃してくる。動揺を誘って圧倒的な強さで蹂躙する。お宝? なにそれ。
・故郷的風景が広がる夕方っぽい色彩のノスタルジック遺跡。途中でご飯食べたりしたいので片道1日くらいかかる。道中の罠は子守歌とおふくろの味の香り。
・雰囲気はネタ次第。フォシーユは実父母の記憶がないので最初はこんな態度をとるが、お笑い方向ならおじょーさま、鬱方向なら昔世話になってた司祭さま、とかが出てくる。
・見たものを余さず正確に伝えられるのはすごい。死人が出る光景を見て、食事しながら説明できる情報屋はタフだよな。
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